家路の車窓

2009/06月号

2009/06/01月曜日

 

「ディズニーランドが大好き!」

子供っぽいと思われがちですが,東京ディズニーランドが大好きです.ただの遊園地とは,全く違います.実は,絶叫系の乗り物は,あまり好きではない我が家族ですので,ビッグサンダーマウンテンとかスターツアーズなどには乗らないのですが,十分楽しめる空間がディズニーランドにはありますね.僕なんか,何のアトラクションに参加しなくても,ディズニーランドに居るだけで,楽しい気持ちでいられます.目にする建物のすべて,橋や池,ベンチやゴミ箱に至るすべての目にするものが,ディズニーの世界のものになっているのがたまりません.「あー,歩き疲れたなぁ」と思ってベンチに座って,誰も普段は注目しないであろう場所や植え込みなどを見ても,しっかりとディズニーの世界を表現しているように思います.素晴らしい!もう本当に,ディズニーの世界にいるような気分になれ,旅行にきたような気持ちになれます.

僕が特に気に入っているエリアはウェスタンランドで,ウェスタンリバー鉄道を越えて,トムソーヤ島を前にしたエリアですね.何とものんびりしたウェスタンが流れ,時間がゆっくりと流れていくような・・・そんな場所と雰囲気の中で,コーヒーとシナモン味のチュロスを食べる・・・幸せだなぁ.

実は僕はまだ,ディズニーシーには行ったことがないのですが,とにかく,その雰囲気に身を置ければよいので,もう25年通い続けていますが,まだしばらくはディズニーランドで良いかなぁ.

説明: IMG_1618説明: IMG_1580

夢があるよねぇ〜.

 

2009/06/01月曜日

 

「親の目,教員の目」

我が息子も,中学生になり,相変わらず野球をしていますが,学習塾にも通うようになりました.中学になると,テストも多くなるし,何かと順位が明らかになってきます.それを見ると「はぁ・・・」と溜息が出てしまいます.自分がどうだったか,あまり思い出せないのですが,中学2年生ぐらいからは,そこそこ成績も良かったように記憶しています.まぁ,親にも口うるさく「勉強しろ」と言われ,いやいや勉強したことも憶えていますね.今は,その親の立場に立って,つい,いろいろ言いたくなってしまいます.

一方,僕のお仕事は教員ですので,教員という視点もあります.自分の近くにいる大学生の皆さんを見て,我が子を思うと,「うちの子も,皆みたいに,勉強できるようになって欲しいなぁ」と思ってしまいます.しかし専門科目を教えていて,自分が提示した課題やテストがあまりできないことが多いと,「最近の大学生は,どうして分からないんだ?勉強不足だ!」と,彼らが一生懸命取り組んでいるかどうかも認識せず,先のように思ってしまうのだけれども,我が子のことを交えて考えると,よく考えてみなければなりませんね.実際,大学生の場合,テストの点が良かったからといって,僕の教えている内容の本質を理解しようとしているかどうか疑問に思うときがあるし,テストは不合格だったかもしれないけれど,内容の本質を理解しようと相談に来る人もいます.後者のような人は,本当に成長できると感じるし,そんなときには「テストの点は気にすることはない.何が分かっていなかったかが,明らかになって良かったじゃない」と,本当に思って,アドバイスをします.でも,自分の子供の場合,彼が取ってきた点数ばかりが目に付いてしまうんですね.これが親の視点なのかもしれません.教員であっても,自分の子供に対しては,親の目になってしまうんですね.

我が息子は,中学になったばかりで,学習塾にも,それなりの気持ちを持って通っているようで,毎日1時間,予習・復習をする習慣は付いたようです.土日を含む毎日の野球部の練習,週2回の夜の学習塾を終えても,机に向かうようになりました.「大変だ!」と言いながらも,自分からやるようになっているようなので,まぁ良いのかもしれません.そのうち,結果も付いてくるのかもしれませんね.僕の学科では,後援会といって,大学生の親御さんと交流する機会があります.本当は,親御さんが我々・教員に相談に来るのですが,そんなときに「どうしたら,皆さんのお子さんのように勉強するようになるんですか」と尋ねたいと思う今日この頃です.

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