家路の車窓
2010/12月号
2010/12/01水曜日
「高校同窓会・第二弾:学年同窓会!!」
2009年7月号では,30年近く経過したところで高校3年生のときの同級生とクラス会を開催したお話をしました.今回も高校同窓会のお話ですが,規模は大きくなって,同学年の全クラス合同の同窓会です.僕も3年クラスの幹事団として参画しましたが,もの凄くアグレッシブな幹事団の人たちで,ほとんど彼ら・彼女らにおんぶに抱っこの状態でした.
当時の僕の高校では,A組からH組まであり,かつ,1クラス46名程度ですから,少子化が謳われる昨今では信じられない人数ですね.そして今回の同窓会には,総勢170名も参加しました.これだけの人数がいると,同学年でもお話したことが無い人もいるような状況です(実際,クラス替えは,2年生に進級するとき1回だけでしたから).
今回も2年,3年とともに青春を過ごした同級生たちとの1年ぶりの再会を楽しみました.昨年のクラス会のときに出席できなかった同級生とも再会できたので,嬉しかったですね.2次会は,この3年生のクラスで延々4時間も,また飲み,話し続けました.いきなりですが,DNAって凄いですね.皆さんの高校生の頃の様子が,そのまんま,お子さんたちに受け継がれているようなお話でした.我が家もそうですが.
それから今回の全体同窓会の収穫として,まず一つは,1年生のときの同級生と再会できたことです.これはかなり思い出すのに時間を必要としたのですが,10分ぐらいすると,なぜか思い出せるのですね.不安な気持ちで高校に入学したての頃が蘇ってきました.高校に入学してはじめて会話をした同級生たちでした.もう30年以上も前の高校1年生の教室が目の前に蘇ってきました.今度は,この1年生のときのクラス会を行おうというお話になって,またまた,僕が幹事を拝命してしまいました.1年から3年まで同じクラスだった人が,当時の地理Bの授業での自由発表の内容をテープで残していたことも,思い出を蘇らせるのに助けになりましたね.みんな,声が若い!声も歳月とともに少しずつですが,変わっていくものですね.
それからもう一つは,2007年1月の家路の車窓でもお話した世界史を教えていただいた先生に再会して,お話しできたことです.この先生は,定期試験で,当用漢字にもない漢字で構成された中国皇帝の名前を記す問題を出し一本でも線が足らないと,「×」とされた厳しい先生でした.理由は「読めないし,辞書に無い.」というものでした.高校生の僕は,なんて厳しいんだと思いましたが,教員となった今の僕は,この意味がよく分かりますね.「本質を分かっていない」ということです.今の僕の教育方針の源の一つになっています.この先生は,とても情熱的な先生で,先の家路の車窓にも書きましたが,アヘン戦争のくだりは鳥肌が立つような授業でした.このようなお話を先生にお伝えし,30年も経過した今,恩師への感謝をお伝えできたことは,何よりも嬉しいことでした.
2010/12/01水曜日
「お風呂でリラックス」
以前から思っていたことですが,お風呂に入っているといろいろなアイデアが浮かびますね.研究に関するアイデアのいくつかは,お風呂に入ってボーっとしているときだったり,シャワーを浴びているときだったり.今年の夏休みでは,娘とお風呂に入りながら,娘の夏休みの宿題の一つである安全に関する標語を一緒に考えました.リラックスするのか,とても良い標語ができました.入選するかどうか,分かりませんが,娘と「結構,良いのができたよねぇ」なんて話し合っていました.そのとき娘も「お風呂って,良いアイデアが思い浮かぶねぇ」なんて話していました.娘も僕と同じことを思っているのかもしれませんね,お風呂に対して.